冷凍食品自販機でのOEMのメリットと業者の選び方

自販機を使った冷凍食品ビジネスが注目を集めていますが、設置した自販機で販売する食品を、OEM委託するとどのようなメリットがあるのか、気になる方も多いかと思います。今回は、冷凍食品ビジネスでのOEMのメリットとOEM製造業者の選び方や、HACCPと商品開発の流れについてご紹介しますので、冷凍食品自販機の種類や値段、導入にかかる費用などが気になる方も、ぜひともご覧ください。

冷凍食品自販機を設置するなら今!冷凍食品OEMが注目される理由

冷凍食品が販売できる自販機の導入をお考えですか?話題の冷凍食品自販機など、冷凍食品ビジネスでは、冷凍食品の製造をOEM委託することをおすすめします。ここでは、冷凍食品ビジネスでのOEMのメリットと、OEM製造業者の選び方をご紹介します。

【自販機】冷凍食品ビジネスでのOEMメリット

OEM委託のメリット

すでに冷凍自販機を設置している製造業や飲食店の多くが、冷凍食品の製造をOEM委託していますが、その理由をご存じですか?冷凍食品のOEM委託には、様々なメリットがあります。

設備投資が不要

冷凍食品自販機を設置するなど、新たに冷凍食品ビジネスを始める場合、冷凍食品を製造するために必要な様々な種類の設備を整えなければならないので、初期費用がかかります。しかし、OEM委託すると設備にかかる費用が必要ないので、冷凍食品ビジネスを始めやすくなります。

在庫リスクの軽減

自社で冷凍食品を製造する場合、費用を抑えるために、まとまった数量を一度に製造することが一般的です。一度にまとめて製造しないと費用がかかってしまい、食品1個当たりの値段が高くなってしまうからです。しかし、大量生産すると費用を抑えられ、値段を保つことはできますが、あまり売れなかった場合に、在庫を抱えてしまう恐れがあります。一方、OEM委託をすれば、必要な量だけ製造を依頼できるので、在庫リスクの軽減につなげられ、販売する食品の値段を保つことができます。

少量での製造が可能

OEM製造業者の中には、少量から製造してくれる業者もあるので、特定の時期だけの一時的な製造や、新商品のテスト開発などにも活用することができます。

本業に専念できる

冷凍食品ビジネスを成功させるには、オリジナルメニューの企画や開発、マーケティングや販売活動、商品のPRなど、様々な種類の作業を行わなければなりません。また、製造業や飲食店の仕事もある場合は、本業に専念するためにも、冷凍食品の製造をOEM委託することをおすすめします。

【冷凍食品自販機】OEM製造業者の選び方

OEM製造業者選び

多くの種類があるOEM製造業者の中から、設置した冷凍食品自販機で販売するための食品の製造を委託する業者を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。OEM製造業者選びで悩まないように、OEM製造業者の選び方を知っておきましょう。

小ロットから大量生産まで対応している

OEM製造業者を選ぶ際には、小ロットから大量生産まで対応しているかどうかを、しっかりと確認しましょう。また、小ロットの依頼では1個当たりの値段が高くなってしまうため、対応していない業者が多いのが現状です。そのため、小ロットで製造できる業者は、企業努力で対応してくれると考えられます。良心的な業者である可能性が高いので、希望の数量で製造してくれる業者を探しましょう。

実績が豊富

多くの実績があるOEM製造業者には、豊富な経験と技術があるので、導入を予定している冷凍食品自販機で販売する商品の製造を、安心して任せることができます。業者のホームページでは、どのような種類の食品を製造したかなどの実績が掲載されているので、気になる業者のホームページを、一度確認することをおすすめします。

安全性にこだわっている

消費者は食品の値段だけではなく、安全性も重視しています。購入する際には、原材料や添加物の種類なども、厳しくチェックしているので、原材料の選定や添加物の使用などにもこだわり、安全性を追求しているOEM製造業者を選ぶことが大切です。

味にこだわっている

どんなに値段が安くても、味がおいしくなければ、消費者は購入してくれません。OEM製造業者を選ぶ際には、ただ製造するだけではなく、素材の味にもこだわっている業者を選びましょう。

設備が充実している

食品を製造する設備が整っているOEM製造業者であれば、安心・安全で効率的に食品を製造することができます。どのような設備で製造するのか、しっかりと確認することが欠かせません。

認証を取得している

冷凍食品の製造を委託するOEM製造業者を選ぶ際には、ISO22000やFSSC22000、GMPやHACCPなどの認証を取得しているかどうかも、確認したいポイントの1つです。

冷凍食品自販機の導入に向けたチェックポイント

OEMのメリットとOEM製造業者の選び方がわかったら、いよいよ選定した業者に、導入したい冷凍食品自販機で販売する食品の製造を依頼しますが、依頼前にチェックしておきたいポイントがあります。ここでは、今注目のHACCPの詳細と、設置したい冷凍食品自販機で販売する食品の、商品開発の流れについてご紹介します。

【冷凍食品自販機】今注目のHACCP

HACCPの意味

食品の製造業や飲食店の方なら、「HACCP(ハサップ)」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。HACCPの意味をご紹介します。

HACCPとは

HACCPとは、「Hazard(危害)」、「Analysis(分析)、「Critical(重要)」、「Control(管理)」、「Point(点)」の頭文字をとった造語で、食品製造の安全性を確保するための、衛生管理手法のことです。日本では2021年6月から、製造や加工、調理や販売などのすべての食品等事業者に、HACCPの導入と運用が義務付けられています。

・危害要因分析(Hazard、Analysis)

食品の原材料の入荷から、製造した食品の出荷までのすべての工程で、有害物質や異物の混入や、細菌や微生物による汚染・増殖などを特定し、管理を行います。

・重要管理点(Critical、Control、Point)

特に重要な製造や加工の工程では、危害要因分析の管理基準に基づいて、管理を行います。

これまでの管理方法との違い

従来の管理方法では、「包装」と「出荷」の工程の間で、抜き取り検査を行うことが一般的でした。一方、HACCPではすべての工程で危害要因の分析を行って予測し、重要管理点で監視と記録を行うので、問題のある製品の出荷を防ぐことができるようになりました。

HACCPを構成する7原則12手順とは

HACCPは7つの原則と12の手順で構成されています。

  • 手順1:HACCPチームの編成
  • 手順2:製品説明書の作成
  • 手順3:意図する用途及び対象となる消費者の確認
  • 手順4:製造工程一覧図の作成
  • 手順5:製造工程一覧図の現場確認
  • 手順6(原則1):危害要因分析の実施
  • 手順7(原則2):重要管理点の決定
  • 手順8(原則3):管理基準の設定
  • 手順9(原則4):モニタリング方法の設定
  • 手順10(原則5):改善措置の設定
  • 手順11(原則6):検証方法の設定
  • 手順12(原則7):記録と保存方法の設定

【冷凍食品自販機】商品開発の流れ

商品開発の流れ

商品開発と一口にいっても、実に様々な工程があります。導入を予定している冷凍食品自販機で、開発したオリジナルの冷凍食品の販売をスムーズに進めるためには、商品開発の流れを把握しておきましょう。

ステップ1.お問い合わせ

まずは、お電話またはどこでもシェフのホームページのお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。

ステップ2.打ち合わせ

どのような商品を作りたいのか、どこでもシェフがご要望をお伺いいたします。商品のイメージやアイデア、ターゲットやコンセプトなどを何でもお伝えいただき、ご要望の中から何が実現できるのかを考え、お客様にご提案させていただきます。

ステップ3.見積り

打ち合わせの内容に基づいて、実現可能な範囲で商品を製造した場合に、どのくらいの費用がかかるのか、予想される商品の配合や数量、パッケージや納期などをもとに、お見積りさせていただきます。

ステップ4.オリジナル商品の開発と試作

お客様のご要望に沿って原料の選定や配合などを行い、オリジナル商品を開発いたします。また、製造を行った試作品はお客様にご試食いただき、お客様の納得がいくまで試作を行います。

ステップ5.契約

試作にご納得いただき、商品の仕様をご確認いただけましたら、正式にどこでもシェフに製造をご依頼ください。お客様とどこでもシェフで、契約書を交わします。

ステップ6.製造

決定した仕様に沿って、商品を製造いたします。

ステップ7.納品

製造した商品を、お客様のご指定の場所に納品させていただきます。

どこでもシェフでは自販機で販売する冷凍食品のOEM委託を承っております

冷凍食品自販機で販売するオリジナル商品の開発は、どこでもシェフにお任せください。

どこでもシェフは、飲食店や製造業の方々をサポートし、販売場所(地主・不動産会社等)を繋げる新しいビジネスモデルです。
狭い空き土地、空きスペースでも自動販売機なら使用されていないスペースを簡単に有効活用できます。
地主・不動産会社の方々へ自動販売機の設置をサポートすることで土地有効活用だけでなく、地域の方々の笑顔に繋がると考えています。

どこでもシェフではオリジナル冷凍食品の企画・開発・製造だけではなく、パッケージの考案やプロモーションの他、輸送方法・解凍方法・在庫管理などもサポートしております。店舗の費用がかからず、簡単に販売を実現できる冷凍自販機を導入するなら、自社の看板商品の高クオリティな冷凍食品化から、販売までサポートするどこでもシェフにご依頼ください。

冷凍食品の自販機を導入するならどこでもシェフ

会社名 株式会社GABARA
代表者 石田 真由美
住所 〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目17−5
TEL 06-7181-1637
FAX 06-7181-1637
営業時間 9:00~17:00
定休日 土・日・祝
アクセス JR新大阪駅下車 徒歩5分
事業内容
  • 冷凍食材販売事業
  • 冷凍食品開発事業
  • 冷凍自動販売機販売
URL https://docodemo.biz/